仙冬可

明るく正しい人の側にいると、自分の陰を余計に強く感じる。 それでも、惹かれてしまう。 私の中学時代はそんな風でしたので、リアルに感じました。 二人のこれからは、気になります。 話としては未完成な終わり方だと思います。 モヤモヤが残りました。 でも、だからこそ余韻があるんでしょう。大人になれば風化していくような、些細な心の軋みを丁寧に拾い上げているように思いました。 二人ともが、自分の感情を持て余しているような。 高校生なら抑えられるし、小学生なら言い合えるような。 そんな一時の微妙な苦しさが底辺に流れているように感じました。
1件・1件
「milk tea」に素晴らしいレビューを頂き、本当にありがとうございますm(_ _)m あらすじに毛の生えた程度の文章で、恥じ入るばかりです。 柚衣は私の長編の主人公です。 高校生になってからの話なのですが、イベの場をお借りして、トラウマの原因となった、中学時代の話を書きたかったのです。 あまり練らずに公開してしまったので、この8ページを土台にもっとちゃんと書きたいと思っているのですが、思うばかりです。 共感して頂けたとの事、とても励まされました。 劣等感と自尊心に心の中は常に嵐が吹き荒れていた中学時代を、少しでも書けていたら幸いです。 問題の解決は長編の方のテーマになります。

/1ページ

1件