なお

どれも素晴らしい詩編ですね。 「コスモス」はマニキュアを通して若い女性が恋の苦味を知った煩悶を感じました。 「鎮魂歌」(レクイエム)は、夏を越えて無邪気な少女の時に別れを告げるレクイエムが聴こえました。 「悲しい思い出」はかくれんぼしていて、いつの間にか一人きりになった記憶の中の秋を曼珠沙華の花言葉に託して。 「いしみさはきあ」は折り句を入れて読み手に「ああ、そうなんだ」と共感を促します。 どれも秋のテーマをうまく取り入れて、読み手へのメッセージが抽象的に流れずきちんと入ってくるなあと感じました。 素晴らしい作品を堪能させていただき、ありがとうございました。
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