今秋、特別審査員の恋花です☆ 秋のイメージは、綺麗だけど物悲しい。 それは、温かな春と違い、何もかもが凍り付く冬へと向かう季節の始まりだからでしょうか。 「秘密」において、最後「還らぬ日々を/哀しつづける」哀が愛でないところに愁いをおぼえました。 そして、「笑うしかないだろう」では、明るさを持ってくる。 ただし、「憂鬱な」を敢えて「YUUTSUNA」と表記することで空元気のような明るさをイメージしたかのように感じました。やはり秋は寂しく、どこか切ない。 最後の「秋の抽象画」 鮮やかな赤と温かな光は、そんな切なく寂しい秋を一掃させてくれました。 オイルさんの秋。思いっきり堪能させて頂きました。 素敵な詩集を読ませて頂き、ありがとうございました☆

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