うたうもの

夢想と現実をごっちゃにしたようなまどろむ情景、主人公や脇役たちの心理描写が細かくかつ色濃く描かれていて、映画の中のワンシーンのようでとてもかっこいいですね! Monologue Acoustique ⅠとⅡで、それぞれ同じ類いのものが、互いの類似を意識し、互いの違いを意識し合っている場面が印象的で、そこに見るのは、自己というものの抽象化された、類型化された人間像かな?と思ってみたりしました。 とにかく、そのハイセンスな“映像”が思わず目に飛び込んでくるかのような作品で、魅了されました!
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