にゃんデッド

自由度の高い朔夜さんの表紙絵を生かしたミステリアス・ファンタジー。 出来事の表面だけをなぞっているようでいて、深読みをすると主人公がおかれた状況が朧げながら見えてきますね。最後の、西暦がずんずんと未来に進んでしまうシーンは秀逸でした。結局何がどうなったのか説明されないからこその読後感ですね。 ファンタジーの世界観で、設定された現実世界のキーワードが綺麗に拾われていました。作者様の想像力に脱帽!
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