うたうもの

力強さの中に垣間見える、とてもか弱い繊細さが、印象的でした。 一見すると、とても美しく、穏やかに感じられるのですが、その文章体の中に、毒々しさや、刺々しさが隠されていて、バラの持つ棘のように、蜂の持つ針のように、私の身体の中に突き刺さりました。 いい意味で、とても刺激的な作品だと感じました。

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