女郎花

激甘、もしくは激しくスリリングな設定を売りとするラブストーリーとは相反する、静かで……そう、タイトル通り、夜空に輝く小さな星のまたたきを目にしたような小説だと感じました。 途中、違和感なく時事的な内容も含ませているのが、主人公の男性の性格や生活観?を何気に表現することにも繋がっていると思いましたし、なにしろ恋愛恋愛恋愛と、その想いだけでいっぱいの年頃の恋愛モノとは違う、一呼吸おいた雰囲気も伴わせているようでよかったと個人的には思いました。 お洒落な男性、特別イカシタ女性は出てこなくとも、ストーリー全体に品のある、ハートウォーミングで可愛い、大人な短編ラブストーリーではないでしょうか。 ----------- 追記: ニュアンス的なものなのですが、10頁の下段、女性の台詞? 笑いの台詞? について。「まぁ……! やだ……面白い人!」くらいでも伝わると思いますが、どうでしょう。先にも述べた通りニュアンス的なことなので、大正解というのはないと思いますが、小説全体の流れから一応気になった箇所の感想も。
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嬉しいレビューを、ありがとうございます。m(__)m 本当に丹念に読んで頂いたと分かります。 仰られたように、この物語はドラマティックな話ではなく、ありふれた日常の中で生まれる出会いのひとこまです。 地味な話なのに興味深く読んで頂けるのは、やはりロマンスだからだと思います。 ご指摘頂いた女性のせりふは、仰る通りに直します。 いつも変わらず、僕の作品に関心を寄せて頂いて、とても嬉しいです。 気を良くして、もう一つ近日中に書いてみようと思いました。 ありがとうございました。m(__)m
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>>もう一つ近日中に書いてみようと カテゴリーはなににせよ、とても楽しみにしています。 良い意味で「安心」して、内容だけに集中して楽しめる天川さんの小説作品だと思います。 (文体的なことはほとんど気にせずに楽しめるというか) 久々の新作完結作、 ありがとうございました (^0^)/
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