清瀬 美月

最初の、朱の門の写真からもう、引き込まれてしまった。 静かな雰囲気のまったりとした空気が漂う情景。 だけど、沙織の抱えている悩みが朱の色の強さと相まって、もういっぱいいっぱいだったんだなと胸が苦しくなってしまった。 海外プロジェクト出向の打診と、プロポーズが同じ日だなんて、どちらを選択しても振り返ってしまう時があるのだと思う。 だけどそうではなくて、―――。 行きやすそうな道がたまたま二つよく見えているだけで、選択肢は他にもたくさんあるのだということ。 そしてどの道を選んだとしても、行きつく先は案外同じかもしれないというカドワキさんの言葉に、沙織だけではなく私も何か救われたような、そんな気がします。 通り入るが転じて、とりい。 素敵な解釈ですね。 岐路に迷うことは新たなスタート地点に立ったということなのかな。 振り返った時に、懐かしい思い出となるように、選んだ道を歩んでいきたいなと思わせてくれた、素敵な作品でした。 カドワキさんの淹れてくれたお茶、飲みたいな。 暖かくなったら、伏見稲荷大社に旅してみたいと思います。
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美月さん、こんばんわ(*^^*) ヴァーミリオン・ゲートへの素敵レビュー、ありがとうございます! 美月さんらしい優しい言葉たちに、こっちが癒されてしまいました…。 伏見稲荷、本当にステキなとこなんで、ぜひ(≧∇≦)
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ハトメさん、こんばんは(´▽`*) レビューがすっかり遅くなってしまいました。 金曜日もそうなのですが、ハトメさんの丁寧な心理描写にいつもきゅんとさせられます。 そして、女性がきちんと社会に出て頑張っている姿がとても好きなのです( *´艸`)

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