表紙イラストで既に出オチしてますが、桃太郎の猿が実は… この発想から展開されるお話なんですが、最初のシーンの下品な事といったら(笑) でもそのまま読み進めてゆくと、主人公の抱える孤独。 異形のものである苦しみ。 大切な人への深い愛情がしっかりと描かれています。 何よりリレー小説ならではの、1話目爺編からの伏線がしっかりと回収されています。 爺さんのハチマキ、婆さんの作った料理の効力、キナ犬…じゃなくてシロの忠誠など。 この作品単体で完結されたひとつのお話なのですが、1話目から読んでいる人にはクスリと笑えるおいしい伏線が、散りばめられています。 えんちゃん、さすがです。 すてきな猿編をありがとうございます!
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