清瀬 美月

静かにこの世界観に浸っていたいと思わせてくれる読了後。 萠さんの描かれた美しい冬の描写が目を閉じても浮かび上がります。 日向先生の手はいつも冷たい。 『冷たい』という言葉が、目から脳へインプットされているのに、何故なんだろう。 ひんやりとした指先が肌を這う冒頭の官能的なシーンでも、木崎さんの放つ熱を中てられたようで冷たさよりも温もりを感じ不思議な感覚に陥りました。 だけど繰り返し読ませていただいて、冷たいという言葉は読み手の感情をわくつかせるキーワードになっているのかなと思えた瞬間、萠さんてやっぱりすごいなと感動……。 丁寧で選び抜かれた言葉で綴られた情景描写や二人の心理、そして何ともいえないこの距離感、空気感。 ゆっくりと流れていく穏やかな時間の中で、二人の熱情が読み手にしっかりと伝わってきて、じんわりと温かな気持ちで満たされました。 きっと日向先生の心も、こうやって木崎さんにゆっくりと溶かされていったのかな。 透明感のある素敵な大人の恋愛作品。 やっぱり萠さんはすごいな。 レビューが遅くなってしまって、ごめんなさい。 今年も(去年になってしまった!)このクリスマスのイベントに参加できてとても嬉しく思っていました。 主催者としていろいろと大変だったかと思います。 いつもあたたかく背中を押していただき、感謝しています。 参加させていただき、ありがとうございました。 そして、お疲れさまでした(*´▽`*)
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美月さん、おはようございます。 『君の隣でクリスマスを祝う』に素敵なレビューをありがとうございました(*^^*) 『冷たい手』というキーワードから、二人の色々な感情を読み取ってくださっていて、とても嬉しかったです。 今回は、他イベントなどもありお忙しい中、イベントにご参加くださり、ありがとうございました。 作品を執筆してくださっただけでなく、参加作品の読み回りやレビューまでしてくださり、美月さんには本当に頭が下がります。 まだまだ寒い日が続きますが、体調に気をつけて頑張ってくださいね(*^^*) 今年もよい一年となりますように。
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萠さん、おはようございます。 いえいえ、せめて年内にレビュー出来たら良かったのですが、年を越したどころかお正月も終わってしまいました。 すみません…|ω・`) 素晴らしい作品がたくさんで、キュンとしたり切なくなったりじーんとしたり。 とても楽しませていただいてます。 萠さんもどうぞご自愛くださいね。 お返事をありがとうございました。
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