静かにこの世界観に浸っていたいと思わせてくれる読了後。 萠さんの描かれた美しい冬の描写が目を閉じても浮かび上がります。 日向先生の手はいつも冷たい。 『冷たい』という言葉が、目から脳へインプ

レビュー遅くなってすみません……！ お邪魔いたしますッ( ｀ー´)ゞ 1作目から読ませていただきましたが、本当に良かったです！ 1作目は大人の純愛にキュンとする感じでしたし、2作目はふと立ち止まっ

こんばん和田勉。 (これは美森さんのギャグです) 日向シリーズということで、一作目をもう一度読んでからこちらを読ませて頂きました(*´ー｀*) こんないい作品を一年も寝かせてたんですか！w なんて

手が冷たい人は、温度が低いほど人付き合いが苦手らしい。 そんな手を持つ日向さんのマンションの一室はどことなく寒々しさがあり、だけど木崎さんはその中に入ることができて受け入れられている。 木崎さんに

哀しくて、やがて暖かい。そんな読後感を持ちました。 過剰な表現はひとつもなくて、選び抜かれた言葉で淡々と語られる描写が、 それゆえに深く強く読み手に印象を残します。 読後、言葉が印象に残る作品、音

シリーズ一話目と合わせて読了。部屋の様子、雪のある風景、教会のステンドグラス。冷たい手や、見つめる視線。握る手も、ストールの暖かさも。文章や言葉のひとつひとつから、ドラマや映画を見ているように映像が頭

官能的な情感が溢れる描写から、徐々に心の繋がりの心情へと移ろっていく地の文の美しさ、温かさ、優しさには感動します。 慈愛に満ちた、未来を感じる作品でした。 前作の『１１月の魔法』を拝読して本作

しっとり…。 激しい激情のお話ではなく、美森 萠作品らしい大人の落ち着いた文学的作品でした。 変わらず丁寧な地の文章、描写は逸品です。 一年越しの作品ならではでしょうか？今回緩やかですがしっかり

読ませていただきました。 愛情を感じ満ち足りようとしながらも、どこか満たされない木崎の微妙な心理が、漁港の写真をつかって巧妙に描かれていました。 心理描写が文章ではどれだけ好きかを繰り返し書いている

真冬の体の芯まで凍り付く、凍てつく寒さの舞台の温度まで伝わってくるような……読み終えたときに思わず溜め息が漏れちゃうくらい、素敵な作品。 続き物とありましたので、昨晩読ませていただいてからの本作……

前作から続けて読ませてもらいました(ノ´∀｀*) 泣いたー！！ と思ったらタグも泣いてる！？w 幸せになって……(о´∀`о)