二屋

最後まで一気に読ませていただきました。 児童文学とRPGを足して二で割ったような……という印象だったのですが、作者さまはやっぱり児童文学がお好きなのですね(エッセイも拝読しました)。 どこどこは何々の街、みたいなそれぞれの街の特徴が魅力的で、童話的な世界観だと感じました。 そんな感じで世界観やキャラクターたちの可愛らしいやり取りはふんわり(いい意味です)なのに、主人公はあっという間に死ぬし、真相もえぐくて、そのギャップが印象的でした。 その辺の甘辛ミックスな辺りが、古き良き時代(?)のRPGっぽいと感じたのかもしれません。 「ユウルへ行く」という漠然とした目的と、「死んだ理由を探す」というこれまた漠然とした目的が、うまく絡み合っていて、その目的の語り方が魅力的で、引き込まれました。 真相に辿り着くまでがアッサリしすぎにも思えましたが、そもそも死んだ後の冥土の土産的な冒険と考えれば、それほど違和感もないかも。 よく分からないレビューになってしまいましたが、面白く読ませていただきました。
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レビューありがとうございます! 楽しんでいただけたようで何よりです(^〇^) しかも、エッセイまで!あんな雑魚レビューに目を通して頂けたことも本当に感謝の気持ちでいっぱいです!
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白羽莉子さんこんばんは。 私も森絵都作品めっちゃ好きなので、おお!と思いました。他にも、No.6は途中までしか読んでないなあ続き読もうかなあとか、獣の奏者は神だよね!とか((* ´艸`)) レビュー依頼しようかなーとも思ったのですが、完結作品が古いのか短いのしかなくて…迷っております。
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