なむとし

「ロシア人は気の利いたことを言う。冬の間に考えるのかもしれない」と、 村上春樹の小説に出てきた言葉を思い出しました。 自身のいる環境にきちんと身をおいて、地に足をつけていないと書けない詩だなと思いながら読んでいました。 高層ビルなんて、見物に行かないと見れないような田舎に住んでる身としては、都会の鋭さには憧れを抱いてしまいますね。 そんな鋭さや時には退屈なんかも、上手に着こなしていて、だけど変に達観したりしていない。きちんと言葉と向き合っているのがわかりました。 退屈な詩がひとつもありませんでした。 また読みに来ます。
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