ジュニィ

遅ばせながら読了した今、感無量です。 学生時代の恋人と再会を果たすこの物語。 主人公の碧は、言葉にする強さと自身の想いを貫く信念を持ち合わせた素敵な女性です。 そんな彼女が"再び"心惹かれた、色気の化身(笑)藍生。 過去の経験が彼の不器用さを形成していくことになるのですが…、描写に無駄がなく、かつ豊か過ぎる表現力のおかげで読み進めていくにつれて胸が苦く詰まる思いでした。 空港で藍生が碧に胸の内を明かすシーンは、ぐっと込み上がる何かがありました。 本当の幸せとは何なのか。 長年解決し難い柵ににとらわれていた彼だからこそ、一人の女性に気付かせられ自身が変わらねばと心して向き合った彼の言葉だからこそ、余計に心に響きました。 これだけの作品を書くにはきっと幾度となく頭を抱えて、これで良いのかと何度も悩んだと思います。 キララ様、本当に本当にお疲れ様でした。 私の中では記憶に残る確かな名作となりました。 何度も味わいたくなる、深い作品をありがとうございました。
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ジュニィさん、私には勿体ない位の素敵なレビューをありがとうございます。 お忙しい毎日だと感じていましたので、最後まで読了して頂いただけでも有難いのに、レビューまで下さり本当に感謝しています。 ジュニィさんが私を見つけて下さった前作の雰囲気を、自分自身で崩してみたかった。違う作風が書けるのか試してみたかった。 しかし……自分の力を甘く見ていたから、力量オーバーにより反省点が多く残る結果に…… この作品は私にとって勉強になりました。 それでも読んで下さった感想には有難いお言葉ばかりで、書いてきた日々が報われる気がいたします。 本当にありがとうございます。 ジュニィさんの記
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