石川キララ

しえりさん、完結おめでとうございます。 1000ページを超える長編。 日々の更新、本当にお疲れ様でした。 作者様の ‘‘ 遊び心 ” によって生まれ、動き出したこの作品。あとがきまでを読ませて頂き、その ‘‘ 遊び心 ” は、作者様の ‘‘ 拘り ” のようにも感じました。 それはここでは、もちろん言えませんので(笑) ぜひ最後のページで皆様の目で見て頂きたいです。 作者様がまるで楽しむように散りばめた数々を、「なるほどな」と思いながら頷きました。 人は皆、大きさは様々でしょうが、抱えるものがあったり、人には言いたくない過去やトラウマがあるのかもしれません。 芽依、葉月。その他登場人物にも、 それぞれに背負うものがありました。 時間が流れ、それらが変化するように努力し乗り越えるものもあれば、決して消えることはなく、まるで共に寄り添う様に抱えていくものもあるかもしれません。 主人公芽依は、見た印象のままの「明」を持ち、そして知られることのない「暗」を持ち合わせていました。それは葉月も同じ。 人は「明」に惹かれ、求め、好意を抱きます。 しかし、2人は互いの抱える「暗」の存在を知っても、更にそこから想いの深さを増したように思います。 読者として、2人が歩むその先の未来や、親心的に芽依のことを心配してきたからこそ、最後まで見届けたかった思いはあります。どうなるのか知りたかった思いもあります。 けれど、逆に言えば…… 芽依が葉月と出会い、結ばれたこと。 それは、どんな未来が待っていても、葉月ならば芽依の側に居続けるだろうと。幸せになれるだろうと。その証がラストのキスシーンにも含まれていたのだろうと。 勝手ながらそんな風に思いました。 少し休まれて「Honey Revenge」の執筆。 そして更には新作の発表も、楽しみにお待ちしています。これからも書き手様としての、しえりさんを応援しております。
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キララさん。レビューありがとうございます。 うわぁ、どうしましょう。こんなに絶賛した言葉を頂いて、泣きそうです。 最初、友達だったから、お互いが分かり合おうとして、お互い心の暗い闇を、そっと包み込むながらわかって、支えていく二人であって欲しいと思って書いたので、こうやってキララさんが私の想いを表現してくれて、本当に嬉しいです。 後書きの遊び心、ほんとにパズルのように、ミステリーのトリックのように、散りばめて合わせていくっていう遊びをしながら書きました。 確かにこの作品にこだわりをかなり入れたので、それを楽しんで頂けたなら、とても嬉しいです。 ラストのキスシーンは、1人じゃない。かく
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