エル

月刊放送室・2月号 -下地があるようで無人の野- 神野「えー、智人さん、改めてこんにちは」 智人「こんにちは。まあ、まだここの雰囲気に慣れるには時間がかかるかもしれないけど」 神野「そんなものでしょう。 ところで、彼はエルが出してきた主人公では最年長だとか。40……」 エル「46です」 神野「あら、倍ですよ(笑)。まるで私どもが子供のようだ……って」 エル「どうも~」 神野「お前かい!誰かと思えば!」 エル「悪い?」 智人「いや、別にどうってことでは……」 エル「いや、あのね、難しいのはこっちの方よ。ここまで2つはベースがはっきり見えて、その上に何かを積み上げる形でやってきた。 ところがどうだ。今回はその先を行く。道しるべはないも同然」 神野「いや、それは俺らもそうだから」 エル「当然私もいろいろ考えるよ。ここをこう絡めると面白いのかな、とか。 そこでね……。 あ、盛大にネタバレしますので。 つまりその……なんだ。 姫羅を処刑した後どう処理するか」 神野「えっ!?」 智人「冗談に決まってるだろ。本当に殺したら、それこそ『じゃあ誰が彼女の代わりを務めるの?』ってなってしまう」 エル「いや、絞首台そのものは準備する。計画そのものは本当だ。 問題はよその連中の反応と、あと、彼女をどう回収するか」 純一「あー……失礼」 エル「お、ちょうどいいところに」 智人「それは?」 純一「神野と似たようになるってか。そういえば、心が分裂してはいないが、感情をなくしかけてるのがいたなと思って」 神野「……あ!お前が忘れたわけはないだろ!」 純一「そりゃそうだ。で?再登場はあるの?」 エル「はっきり言おう。ある! 版権もある程度整理できてるし」 神野「お前、やるときはやるんだな」 エル「まあね」 智人「しかし思い切ったことをやりますね、はい。まあこれまでの流れを見るに、実行役は……」 エル「ええ、ここ2作で私がずいぶんとフィーチャーしたあの方です。勿論他にもいるけど」 純一「鉄板ネタ?」 神野「まあそんな雰囲気はあるね。うん」 エル「それでは、今後ともよろしくお願いします。 あ、次回は増刊号ですよ!」 神野「……」 『ロスト・メモリー』 /_novel_view?w=23499687

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