夢を見た。 寂しい夢だった。 夢の中の話である。 昔、住んでいた家に独りで住むことになった。 昔、家族と住んでいた家である。 父と兄の借金がもとで、立ち退いた家である。 そこに独りで住む夢だった。 懐かしい家具が幾つか残っていた。 庭に出てみると、ガンで死んだミニチュアダックスフントが駆け回っていた。 もう一匹知らないダックスがいた。 二匹は仲好さそうに遊んでいた。 私に気づくと駆け寄ってくる。足に飛びついて、元気よくじゃれてくる。 知らないほうのダックスは、少し離れたところで私を不思議そうな顔で見ていた。 じゃれるダックスを撫でてやった。 この子の最後を思い出す。 最後は寝床から出ることもできずに死んでいった。 ガンに苦しみ、自分で何も食べれないぐらいに衰弱していた。 それが元気にはしゃいでいた。 この子も天国で元気に楽しくやっているのだろうと思った。 涙が出てくる。 昔を思い出す。 しかし、昔には戻れない。 どんなに辛くても進むしかない。 前に前にと進むしかない。 負けそうでも生きるしかないのだ。 たとえ独りでも生きて行く。 私は、寂しくても生きて行く。 それが人生なのだから。
1件・2件
俺っチがあの世に逝ったときに俺ガンバったぜって胸張って言えるように生きましょう まぁ出来れば張ってるのはオネーチャンのおっ○いの方が好きですが( 〃▽〃)
1件
そうですね。 胸を張って死ねたら最高ですね。 私は、頑張らないた。

/1ページ

1件