文谷ふみ

真夏の暑さの描写が素晴らしい。そのなかにぽつんと出てきた美音子がくっきり浮かんでいて、とても不思議な、本当に不思議な感覚になりました。 水色の空と、甘すぎない炭酸水がふわっと頭に浮かぶような。 「シュウカツ」がテーマなのに、なぜか爽やかなんです。 サトミさんの小説を読みはじめてどれくらい経つかな~とぼんやりしてしまいました。 なんだかひと味違うような、そんな気がします。うん、好きです。

この投稿に対するコメントはありません