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白の境界線
詠波-UTAHA-
2015/4/5 1:58
雫ちゃんがヤン君と次第に距離を縮め、見た目からだんだんと内面に惹かれていく様子がすごく繊細で、もうすっかり雫ちゃんの気持ちになって読んでしまいました/// 晴れや雨、それからいろんな種類の雪とともにヤン君の記憶が重なってて、ヤン君と会ったひとつひとつの思い出のどれもが、雫ちゃんにとって大事なんだなっていうのが伝わってきます…最初は「スリーアウト」とか言ってたけど、やっぱり雫ちゃんはヤン君に一目惚れだったんじゃないか?!って、読み終わってからもモソモソきゅんしっぱなしです(*´ω`*) それにしても、ヤン君の天然爆弾の破壊力ときたら…! いきなり名前を言うとか、友チョコとか、さらっとイケメンなセリフとか言っちゃって、頭の雪をはらったりして、極めつけに薔薇一輪とか、とかとか!ヤダ、ヤン君に惚れちゃうっ(*ノ▽ノ)ミツメラレタイ… 雫ちゃんが、必死に本気の恋愛に興味を持たないようにしている姿もとっても可愛いかったです。別世界の人間だからありえないって、諦めようと自分に言い聞かせているけど、それでも止められないのが本当の恋なんですよねきっと(荒い鼻息) 白いコートを着た雫ちゃんはいろんな男性からプレゼントをしてもらって、女の勝ち組のようにも見えます。一方、黒いコートを着たヤンくんは、お財布も含めて雫的「スリーアウト」のような見た目だけれど、その手はあたたかくて、雪のように冷たい雫ちゃんの手をホットココアのようにあたためてくれる。 そんな表裏が逆転したような二人だからこそ、寄るとピッタリなのかもしれませんね。二人が出会ったのは必然で、運命だったのかな。そうだったらイイなあって思います(*^^*) ヤン君は、どのあたりから雫ちゃんが気になっていたんでしょうね。 とっても気になります。何というか、恋人に「私のどこが好き?」って聞きたいときのようなモソモソする気分ですw 白と黒が溶け合うマーブルチョコレート、どうもごちそうさまでした☆
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