うずらの卵

歴史物のファンタジー寄りということで認識いたします。 私はあまりこういった作品を読むことがないので、拙い素人の意見と思っていただければ幸いです。 まず、本当に素晴らしいと思った点は、登場人物の心情、場の景色などがものすごく細かに想像できたところです。 とても繊細な文面だと思いました。 人によって想像する感性は違ってくると思われますが、この作品は誰が読んでも同じような心情、景色を想像されると思われます。 逆にここまでの表現を表せるのならば、作中によく使われていた擬音の表現なども表してほしいなという思いです。 次にあまりこういった作品に慣れていない為か、一人称の表現に若干戸惑いました。 日生の表情や仕草を表す際は名前で表記されていますが、その他の部分では男。 他の登場人物も然りで、名前で表記されていれば、女などといった表現もされており、途中からはこういった表現の仕方もありかな。と思いましたが、初めの方は他にも誰かいるのかな?という考えで読んでいました。 こちらもこの作品の良さといえると思われますが、やはり最初の段階で人によって好き嫌いが激しいかなと思われます。 後一点ですが、会話の前に改行をいれてくれたらなと思います。 これは完全に私の偏見なんですが、折角凄い想像力の書きたてられる作品なのに少し読みづらいと思いました。 最初に書きました通り、私はこのような作品をあまり読んだことがありませんので、私が間違っていることもあるかと思いますが以上で終了とさせていただきます。 ちなみに、最後まで読めなかったのは徹夜明けでちょっと厳しいかなと思ったからです。38ページ程で断念してしまいました(・・;) 長々と失礼いたしました。
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お返事遅れましてすみません。 拙作へのご高覧ありがとうございます。 現代日本とは馴染みの薄い世界を舞台に設定したので、画面が浮かび上がりやすいように描写は工夫したつもりです。 ご感想を拝見する限り、上手く行ったようで良かったです。 どうやらレイアウトとして読みづらかったようですね。 行空けに関しては再考してみます。 また、表現が単調にならないように人物名だけではなく、「男」「女」と書きました。 「日生」「綸裳」と漢字名だけだと性別が分かりづらいとも思いましたので。 ただ、それが却って分かりづらかったとすると問題なのでこちらも検討します。 さて、拙作は結末にクライマックスが来ているので、

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