たすう存在

レビュー失礼します。 以下は、僕の偏った視点からの独断に満ちた感想であることを前提に読み進めてください。 苦情とうは受け付けませんが、削除依頼には迅速に対応いたします。 □■ 紙数の少ない掌編小説においては、どう読ませるかという目的をはっきりとさせることが重要です。 泣かせる、笑わせる、怖がらせる、驚かせる、膝を叩かせる…… 本作に置いては、その目的が今一つ見えませんでした。 これが短編、長編ならば、読者各々が世界観やキャラ萌え等、自分にあった楽しみ方を見つけ出せるのですが、やはり掌編は一発勝負と言いますか、少なくとも僕はどう楽しませてくれるんだろうと思っているうちにこの作品を読み終えてしまいました。 勘違いプロテイン主人公。 親友?カタギリの奸計。 口は悪いけど、面倒見の良さそうなカモシカ教官。 構成要素はどれも面白いです。 ですが紙数の都合もありますので、どうしても面白さの濃淡に欠け、どこにスポットがあたっているのかが分かりにくいなと感じました。 一つの原因としては、言葉の強い弱いはあれど、最後の段を会話だけで進行してしまったこともあると思います。 善は急げとその場でスクワットを始めさせるぐらいの思い切ったディフォルメも物語に濃淡をつける方法として有効だったかも知れません。 □■ イベント既定の3ページが何を狙ったものなのかは分かりませんが、僕などはやはり序破急に纏めるのが王道なのかなと思います。 伏線もないとってつけたような意外なオチや、安直な小物を付け加えて無理やり泣かせようとしたような作品等もありましたので、その観点でいきますとこの作品の全体の構成は大変綺麗にまとまっていますし、尺に対しての物語の長さも的確で自然だと思いました(実は以前から、作者さまの構成力は凄いとリスペクトしております)。 締めの一文も効いていると思いました。 ……というのは、まあ教科書的な感想なのですが、僕個人としましては、このよく分からないけど何だか面白いなあという空気感はけっこう好みです。 それと、もしもこれがスポーツジムの寸劇CMのストーリーとして考えられたものであれば、良作だと思います。
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まずは拙い作品を読んでくださったこと、ありがたいコメントをお寄せくださったことに心から御礼申し上げます。 『どうしたいのか目的がわからない』 この一言に尽きると、私自身も思います← そして恐ろしいのは、 過去にも同様のご指摘をいただいていたこと。 結局ノリと勢いで書いちゃうんですね(学習能力無し) 『序破急』の意味も調べてみます。 貴重なお時間をありがとうございました。
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いや実はひよりんは、コミットするを言いたかっただけなんじゃないかと僕は思ってるんだけど←
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