吉田安寿

 ある日、世界各地で謎の青い光による大事故が発生。日本では、修学旅行中の苺花さんと十夜君が乗った飛行機が墜落。生き残ったのは彼らだけ。う~ん、選ばれた二人(笑)  冒頭、苺花さんの視点で楽しい旅行が一転、墜落によって地獄と化す様子が描かれています。(十夜君は爆睡してたらしい)悲惨な現場が比喩を用いて表現されていますし、謎の白髪&碧眼の少女の存在と超能力?も気になります。彼女の涙が落ちたところにヒヤシンスの花等、緑が広がっていくのも幻想的な光景ですね。  十夜君の一人称の方が読み手を引きつける表現、進行が出来ていると思います。おそらく関戸さんも十夜君は書きやすいけど、苺花さん視点は書きにくかったのでは?  その点を考えると、冒頭の苺花さん視点の書き方は、一人称にも関わらず、それが活かせていない説明じみた地の文になっていると思います。これはあくまで個人的な意見なので、無視していただいて構いませんが、この場面だけは三人称で書かれた方が伝わりやすいのでは?と思いました。  また、苺花さん視点で描かれていますが、彼女が見たもの、感じたものをすべて描写する必要はないと思います。おそらく関戸さんは丁寧に情景を描写されたのでしょうが、少しばかり描写が過度で、青い光と不思議な少女の現実離れした雰囲気が醸し出せていないような感じがしました。  たとえば、P2の「辺り一面は~金属片の残骸。」のところ。緊迫した場面の描写としては、一文が少し長い感じがします。 「死者の肉片と、血の赤。  燃え盛る炎がそれらを焦がし、嗅いだ事のない匂いが私(苺花さん)の鼻をつく。先程まで乗っていた航空機はただの金属片となり、無残な姿で辺りに散らばっていた」  という感じはどうでしょう?  先述しましたが、状況を全て書く必要はなく、ある程度読み手の想像力に任せるのもアリだと思います。多くの人々がひどい亡くなり方をしたということは、「飛行機が墜落した」ということですでに想像がつくからです。  しかしながら、十夜君のナースやおっぱいについて熱く語る件や、苺花さんへの心の声でのツッコミなど、冒頭のシリアスさから良い意味でかなり裏切られました(笑)テーマは重いですが、十夜君の軽さと上手くからめていければ、とても面白いお話になると期待しています。  更新頑張って下さい!
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コメントありがとうございます。 とても的確なご指摘で、自分自身、不満のあった部分を突かれたのでとても嬉しい助言です。 全く持ってその通りです。苺花に関しては少し書きにくい物があるのかもしれません。 それもこれも、女性の気持ち、心理を把握出来ていない事に繋がっているのかもしれません。笑 序盤の件は、私自身も満足出来ておらず、読み手に対して、自らの描く情景や心理描写が、伝わりきれていないと感じていたところなので、その部分へのご指摘はとてもありがたく、自らが抱いていた不満が明確になって、すっきりしました。参考にさせていただきたいと思っておりますし、随時修正を加えて行きたいと思っています。 一概に
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関戸さん、ご丁寧にありがとうございます<(_ _)> 女性の気持ちは、関戸さんくらいのお若い方だと理解できなくて当然です(笑) 苦手なものにチャレンジする精神は素晴らしいですが、もっと書き慣れてきてからでも良いかもしれませんね。 こちらのお返事も、とても的確にご自分のお気持ちを表現されていらっしゃいますよ。 私が申し上げるのもおこがましいですが、優れた文才をお持ちだと思います(^-^)

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