【コメント】

東野詩会四季を忘れた四季の国

漢詩のような力強く荘厳な歴史を感じさせるストーリーに昔の中国を思い浮かべながら読みました。あとがきにもありましたが、環境が壊れまた再生していく様子から、架空の国の話でありながらも、この地球上でも同様に行われている環境破壊に対する強いメッセージ性を感じました。壊すのは容易くても再生は困難、人智を超える自然の力は時に人間を絶望へと追いやります。けれどもそれは、自然が完全に滅ばない為の自然からの警告なのかもしれないなと思いました。困難な時こそ、人間の心・多くの想いを魔法にかえる事が出来るチャンスなのかもしれないですね。そんな事に気付かせてくれる素敵な作品をありがとうございました。

・2件・1件

うたうもの 2015/5/5 21:04

おお、完璧な素晴らしいレビューありがとうございます！もう、適切に的を得すぎていて、何も言うことありませんw 感無量です(ﾉ∀｀*) 季節感が狂って、例年よりもずっと暑くなったり、ずっと寒くなったり、あるはずのものがなかったり、ないはずのものがあったりすると、普段適切な季節を運んでくれる自然に一層の感謝をするんですが、常日頃から感謝していきたいですね！

・1件