藍崎 舜

今までにも素敵なレビューがあるから今更僕がレビュー書いてもな・・・――という淡い劣等感で満たされている藍崎です。 それでも拙い文章でレビューを書くのは、素敵な作品の更新を応援するためと日頃の感謝をお伝えするために他なりません。 いつも応援してくださる天使のようなLALAさんのため、一読者として率直な感想を書かせていただきたいと思います。 僕としてはこの作品は 「読者に一縷の希望を抱かせつつも遠慮なく絶望に叩き落とす名作」だと思っています。(※もちろん良い意味でです。) 悪人は良いんです。悪人は。気持ちいい程の悪人のクズ描写から黒斗くんが処刑してくれると読者である僕までスッキリします。 しかし、単なる勧善懲悪――それだけで済まないのがこの作品が他と異なる色を持ち、また常軌を逸している所です。 「悪人だ・・・!コイツは絶対に殺されるぞ!!」--と推測される人物でも、その死の直前に人間らしさやその悪に落ちる仕方ないエピソードを載せられると、人間、悪人だとは分かっていても多少の同情や憐憫を抱かずにはいられなくなります。 ――ここまではよくあることかもしれません。 しかし、この作品ではどうも悪人でもなんでもない(むしろ良い人)が遠慮なく殺されるというどうしようもなくいたたまれないエピソードが多々あります。「どうしてあの人が・・・!」と。そしてそういう人物に限って非常に残忍な殺され方をしたり、あっけなくに命を奪われたりしていきます。胸をえぐられることも多々ありました。 しかし一方でそれが現実なのかもしれない――と考えさせられます。僕たちが平和の中にあって直視していない悪意の世界。挫折や絶望で道を踏み外した人達によって僕たちの平穏な日常はあっけなく壊される可能性があるのだと。そう考えると登場人物に降りかかってきた災難は決して非現実的ではなく自分にも起こりうる・・・。考えれば考えるほどゾッとしますが、僕は怖いのにページを捲っています。 まとめると恐ろしい魅力のある作品です← 今まで殺されてきた多くの人たちのご冥福を祈って。 藍崎。 P.S. 大好きだった先生にもフラグが立ってしまった瞬間に僕はもう正直泣きそうでした。それから先生が何事もなかったかのようにサブエピソード集に出てきたときにはもう・・・僕は!!酷いですよLALAさん!!!
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こんにちはm(__)m レビューありがとうございます! 最近、少し自信を無くしていた所にこのような身に余る素晴らしいレビューをいただき、本当に嬉しいです! おかげで「もっと頑張ろう!」という気持ちになりました!\(^o^)/ ありがとうございます! 藍崎さんには素敵な作品を閲覧させていただいてるだけでなく、初期の頃から閲覧・応援していただき……本当に感謝の気持ちでいっぱいです! P.S亡くなられた方へのご冥福、佐々木先生への思いも綴って下さり、ありがとうございました。
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こんにちは。 いえいえ、突然の長いレビューを失礼致しましたm(__)m1000字があんにも短いとは思いもしませんでした(笑) 新作も書かれていらっしゃるようなので、少しでも応援になればと思います^^ こちらこそ本当にいつもお世話になっておりますので僕の方が感謝の気持ちでいっぱいです!この気持ちは負けません!← これからもどうか宜しくお願いします! P.S. (ボソッ)その分サブエピソード集での先生のさらなる活躍を期待しております
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