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泣き顔の頁(ページ)は閉じて
Satori
2015/6/26 2:27
遅くなりましたが、完結おめでとうございます。 読み応えのある、素敵な作品でした。 舞台はアメリカ。 様々な人生が交わる場所"Prose"で愛すべき人たちに支えながら成長していく、ひとりの女の子を描いたヒューマンドラマ。 Proseでの仕事を通し、初めはただあたふたしてばかりだった瑠奈が、失敗を繰り返しながらも少しずつ自信を持ち、少しずつ積極的に変化していく姿には励まされます。 キャラクター心理がしっかりのった読みやすい文章で、主人公と同じ視点をもって物語に浸ることができました。 恋に気付き、相手の行動ひとつひとつに惑わされる様を描いた描写は秀逸で、動作としては「ただ触れた」だけでも、読み手に動揺や興奮をキャラクター目線で感じさせる力がある。 個人的に好きなシーンはP534からのメッセージ。 想いの深さをいちばん感じたシーンです。 恋愛や人間模様以外にも、海外生活や文化に関しても丁寧に描かれていて、読んで学ぶことも出来てしまう、盛り沢山な内容。 こちらもなかなか知ることが出来ない貴重な情報ですので、海外生活に興味がある方にも是非おすすめ致します。 関連作品『フラワーガールの恋』も続けて読ませていただきたいと思います☆
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星奈
2015/6/29 13:51
Satoriさん、ありがとうございます!! 今回のレビューのみならず、Satoriさんには執筆中からたびたびいろいろな形で応援していただきました。 それが書き進めるうえでとても、ほんとうにとても励みになっていました。 どう感謝の気持ちを表していいのかわからないほどです。 瑠奈を描きながら、初めて海外で暮らし始めたころのいろいろな思いや経験をいろいろと思い出していました。いろいろ入れてしまって、ちょっと盛りだくさんになりすぎてこんなに長くなってしまったんですが(笑)。 その上にさらに消えつつある書店への思いも入れたら、さらに長いことに(笑)。 それを最後まで丁寧に読み進めてくださったうえ
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