吉田安寿

この情報過多の現代で、実際に起こってもおかしくない事件ですね。とても考えさせられるお話でした。 やはり「自分だったらどうするだろう?」と考えましたし、犯人は何を目的にこんなメールを送り続けているのだろう…?と。 そして謎が解けた時の「ええーっ!!」という驚きと、えもいわれぬ喪失感。やられました(笑) このお話の主人公のように、ただ日々を生きていくだけという人は多いと思います。私もドキッとしました。 この事件が彼にとっては良い方に働いたわけですが、情報や世間に惑わされない自分を保ちたいですね。 個人的に気になったのは2つでございます。 最後の「例え明日世界が滅びようとも~」の名言について。 ルターのこの言葉は、カトリック教会の腐敗を告発する意味もあり、もし自分が明日死んだとしても若い人へ正しい教えを啓蒙していく、偽善者然としたバチカンの化けの皮をはがして告発し続ける、という意味も込められていると言われています。それをお話のカラクリとリンクさせる手腕はお見事。唸りました。 そこまで書く必要はもちろんありませんが、おそらくご存じでない方のほうが多いと思いますので、ルターの名言であることは、添えられた方が良いのではないかと思いました。 あと、主人公の年齢は勝手に三十代と想像しましたが、そこはあえて触れなかったのでしょうか。ちょっと気になりました。 しかし、良くまとまっていて、素晴らしいショックもあり(笑)、物語に引き込まれました。面白かったです( ´艸`)
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尾花さんさっそくのレビュー ありがとうございますー! 丁寧なレビューに感謝感激でございますヽ(;▽;)ノ ルターさんの名言である旨、自然にそっと添えて推敲してみます。ありがとうございます。 主人公の年齢は彼に明確に言わせるか言わせないか、うーん、と迷ってひとまず削ってみた部分でした。そこも推敲してみますヽ(´▽`)ノ 最後の“恐怖のメール”にドキッとしてもらえたなら成功です。締め切りまで推敲して1番よい状態で提出したいと思います! 途中誤字や誤変換も教えて下さり、本当にありがとうございました! いつも応援ありがたいです☆彡 書いたお話が陽の目を見る事を目指してがんばります(`・ω
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