まにまに

全体に切なさが漂う詩集。 素直になれない恋心を素敵に表していると思います。つい縋ってしまういつかの恋を「過去のもの」とすることで、落ち着いて見つめるきっかけにもなりますよね。 特に一作目の『君へ』は、もうどこにも居ない存在を、自分自身の存在まで覚束ずに求めさまよう姿に、胸を打たれました。
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