MaiKa

 駄目と言われると、やりたくなるのが人間の性。  どうせ迷信でしょと切り捨てるのは簡単で、でも、その存在が絶対にいないとは証明できなくて。  作中どこを読んでも、そんな恐怖が側にいて離れてくれません。  夜更かし危険。  夕焼け聴いたら、思い出しそうです。  冒頭と終わりにかけて、地の文のギャップがありすぎて素敵でした。  一気に心拍数があがり、恐怖倍増。  今年の夏は退屈しそうにないです。
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こんばんは! せっかくレビューを頂いていたのに、お返事遅くなってしまいました(; ̄Д ̄) この作品のタイトルである「よっだぞー」と導入部は、実は私の記憶です。 幼少期、いつまでも帰ろうとしない私に母が「ほら、早く帰らないと『よるだぞー』が来るよ!」と脅かしていました。 大切にしていた「マザーグース」の絵本にあった、夜に寝ない子をさらいに来る妖精のイラストと重なり、とても怖かったのを覚えています。 子供の頃は無邪気に信じていたアレコレも、知恵がつくにつれて「そんなの嘘だよ」と言うようになり。 「迷信だよ」と笑い飛ばすようになり。 でもその「迷信」の中に真実がないなんて、誰も証明なんて出来ない

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