千古不易

イベントより参りました、いやはや、暴力レビューでしたね。良い気構えです、ではかなり虚飾を切り捨ててマジで語りますね。 文章構成が不可解です。十目さんの書き方は主義であり拘りがあると知っていますが、それにしても文章の流れが不可解なんですよ。ルールや正しさを引き合いに出したい訳ではなく、私には十目さんが明確な伝えたい事を書き切れていないように思えます。正確には心で蟠る気持ちを言葉に落とす精度が揺らいでいる、時折読み進めると精度が増す場所がありますが、心に到達する力が滲み出ていない。 本気の言葉が私を貫かない、どうしてそんなに揺らいでしまったのか、十目さんは今なにを伝えたいのでしょう、読者の一人になにを共有したいのでしょう、私には未だ届いていないのです。十目さんがこの物語を通し、伝えたいものが心に響いて来ないのです。 本気で伝えていますか、綴る文字は心を練り込み、もう駄目だ、果てようと思うまで一文字一文字を練り込み、伝えたいものを伝える事が出来ますか。万人に響かなくとも良い、十目さんが伝えたい相手を粉砕出来ますか。 具体的になにが不可解かと言いますと、冒頭文に半比例して他の精度が悪くなっている点ですね、伝えたい気持ちは分かるのに肝心の伝えたい事を言葉に落とせていない、これが不可解なんですよ。取り敢えずこの言葉で代用しよう、そんな風な文章になっているように、本質を射れなかった言葉が多過ぎる。 私と十目さんは似ているんですよね、そりゃあ根本は違いますが、目指す方向が似ているんです。十目さんは虚飾で飾る中、飾りを棄てた時にこそえぐみを最大限に集めるべきだと愚考してます、なにせ虚飾よりも一文字が得意なのが十目さんですから、やたらと説明に走るより誘導するべきだと思ってます。 恐らくは、十目さんに足りないのは親切です、それとなく説明になっていて理解は出来ても、分からないのです。そこで十目さんは読者が勝手に考える事柄、思考誘導が足りないのかなと。読者の前には無数の選択肢がありますが、それを説明するのではなく潰し、狭めて読者を誘導して頂きたいのです。 後は好みや、十目さんの精神面になるので私にはもうなにも言えませんが、ただ、理論立てずに私が喋った気持ちが伝わればと思っています。本当に書いてるのかな、とか。 分かるが、なんとなく、癪に触る感じ。みたいな、うーん。
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