FUUGA

愛姫さんへ こんにちは。イベント参加ありがとうございました。恋に(?)積極的な死神キャラクターが映えるミステリー小説、読みましたのでレビューします。 一人称は案外難しいですのに、よく挑戦されました。読者を楽しませようと イメージしやすい表現を心がけていらっしゃるのでしょう。その熱意、とても励まされます。特に、良い奴なのか悪い奴なのか、死神キャラクターの計りかねる性格設定が秀逸です。p.3「ふふ、俺と誓約したこと‥‥後悔するなよ?」。いいですねぇ。良い味出してるキャラクターです。雰囲気があります。 愛姫さん。あなたの文章は、良くも悪くも「これから」です。晴れ渡る青空の下、船の進水式を見せていただきました。どうぞ引き続き、沢山の本をお読みになり、表現の正確さと幅を磨いて行かれますように。キャラクターだけでは物語になりません。地の文が大切なのです。 2ページ全体を通して、一人称の視点が不明です。(霊魂との兼ね合いもあり、視点の複雑さは仕方ないかもしれませんが。) 「安心したのか私はそのまま目を閉じ意識を失った」。昔を懐古するような文です。しかし文脈は現在形です。また「私はそっと微笑んだ‥‥そこからの記憶はもうない」。同じページで二度と死んでおり、(ええ理解できますが)、それゆえ時系列的な意味で、死に際にどこまで意識があるのかないのか よく分かりません。一文一文「視点」が違うように感じ、全体的に文章が混沌としています。 どうぞこれからも、「視点」を意識した文章を書かれますように。ありがとうございました。期待しています。 FUUGA

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