狭い世界を疎ましく思う少女を少年が連れ去りに来るファンタジー……なんて表紙を見て妄想していましたが、良い意味で裏切られました。 まさか彼らにあんな秘密があったなんて。 特に『人間紅茶』というものが楽しみで楽しみで、紅茶という単語が出る度に「くるぞくるぞ」とソワソワしていましたが……なんたる表現力。 「ww人間紅茶出たww」とか言えなかったじゃないですか…。 《スピード出そっ! Brrrrooooon!!》 なんて爽快なラブコメの始まりかと思いきや、文章のそこら中から淫靡な雰囲気を感じ、作品に酔いしれてしまいました。 とても面白かったです!

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