森永ピノ子

評価イベントからきたのじゃ。 導入部A(どれだけ冒頭で読者を惹きつける力があるか) 文章力B(主に語彙力) 表現力B(背景や心情描写、比喩力) 構成力A(シーン展開のセンス、分量と出来事の比率、テンポの良さ) 一言: 1.半角、全角に関らず、年月や年齢などの数字は漢字に直した方がよいのじゃ。 必要がある場合というのは、より無機質な機械的な表現のみでよい。 詩的なイメージが強いし、そちらの方が情緒が深くなる。 19歳=十九歳。 5年=五年 数字を使う場合の例)放たれた20mm機関砲弾はうんたら……とか。 2.表現方法も若干改善したほうが奥ゆかしくなる。 “いちはつの~”の句を書いた後、その解釈まで書く必要はない。 単純に表現の工夫なのじゃが、この句だけを一ページで表示。 解釈文を丸ごと削って、次のページからシーンを始めるのも良いと提案する。 おそらくその方が、すんなりと本編に入れるとワシは思う。 3.二重表現をしてしまう癖があるので、前文と照らし合わせる癖をつける。 あとは「文の繋ぎ方」「並べ方」にも工夫が必要じゃ。 空白は見やすさを意識しての事じゃと思うが、過剰な空白は逆効果。 少なくとも、対象を描写中の文までブツ切りにすべきではない。 つまりは表現方法の問題なのじゃ。 感性が高いというのは武器であり、それを上手く表現する為の「構文」を鍛える事。今後の課題はこれに尽きる。 センスがあるので、これからも頑張るのじゃ。
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早速レビューありがとうございました。 ご指摘の2なのですがキャラクターの心理とリンクさせてそのキャラっぽく現代語訳してまして… 5年前に書いた時からずっとそれを使っていてかなり思い入れがあるので変えるのは躊躇ってしまいます。 ですがその考えを文で表現できなかったのは私の力不足だと思います、ご指摘ありがとうございました。 その他の点もなるほどと思うことばかりでした。今後の参考にしたいと思います。 貴重なお時間を私の作品のために割いていただきありがとうございました。
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実はその点を指摘したのは、余韻を残しつつ次の文へと移行した方がよいからなのじゃ。 あの句は、それ自体が主人公の心情を表しており、繋げる場合はすべてを解釈する必要はないのじゃ。 全部をつなげると味が喧嘩してしまうが、部分的に繋げる事で連結でき、逆に句の意味が生きることになる。 一度書いた地の文を変えるのは辛いと思うが、よりよいものを模索していった方が成長するとワシは思う。 最後に書いたセンスがあるというのは嘘ではないので、後はそれをどう使いこなしていくかが勝負じゃ。 頑張るのじゃぞ。

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