FUUGA

クマ太郎さんへ こんにちは。イベント参加ありがとうございました。とても楽しい作品でした。レビューします。 少女を助けようとする主人公。現れた金髪イケメン。牢獄。なんだかもう、「主人公ファイト」と叫びそうでした。p.8「悪くないのに素直に謝る俺マジイケメン!」。いや、ホントそうだよ。カッコいいよ、と。なんだかんだで上手くいかない世の中です。主人公が活躍するだけでなく、報われない現実を書かれていたのが、とてもリアルで良かったです。 また、心の声が面白くてクスクス笑ってしまいました。p.6「くぅー俺かっけー!」。吹き出しそうでした。 物語は「楽しさ」が命です。どれだけ読者を楽しませられるか、これが要なのです。このままでも充分楽しいですが、向上を願い、書き方のアドバイスをさせていただきます。どうぞこれからも、キャラクターを上手く書き分けるようになさってください。とりわけ、台詞や行動パターンにこれからも気を配られますように。 読んでいて気になったのは、台詞の口調が一辺倒で、変化がなく、無個性なことでした。なぜそう感じるのでしょうか。①一人称 ②言い回し が単調だからです。 例えば、p.9で「兵士」から尋問されたとき、「少女を助けてました」と主人公が答えます。その後、「野次馬」が「そうです!俺見ました」と。口調に憤怒や緊張が認められません。平静な主人公と同じような口調です。台詞だけを抜き取って、どちらがどちらの台詞だか理解できますか? 理解できないかもしれません。読者もそう感じます。「これは誰の台詞なのだろう」と、一瞬戸惑ってしまうのです。(判断できないわけではありませんが) 飽くまで読者の一意見です。参考までに。ありがとうございました。 FUUGA
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