『あきつしまの龍王』は幻想譚にとどまらず、古来から人間が海という不可視の異界に抱いてきた 「畏れ」が息づいていると思います、。 八朔Qさんの作品には、未知への恐怖や神々への畏怖にとどまらず、神なるものへの素朴な親しみの感覚や、尊いものへの慈しみの心、異界へのノスタルジーが根底にあって、それが心に染みるんです。 (と、私が勝手に感じてるだけで見当違いなことを言っていたらすみません) あきつしまを守護する幼い龍神が、海の都で祖母や親しい者たちと今度こそ幸せに、穏やかに生きてほほしい。 そんな感慨に浸る読後です。 末筆になりますが、『水底の書』の超・妄想コンテスト「水場の恐怖」優秀作品選出おめでとうございます! こちらの作品も是非おすすめです!
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*赤唐辛子* さん、レビューにファン登録までありがとうございます(涙) 一時期、急に安徳天皇が気になって、鎮魂の気持ちで書いたものです。 書きたいことはたくさんあるのですが、インプットばかりでなかなか形になりません。 今後書いていく上で、とても励みになりました! ところで、プロフ画像の鳥獣戯画の蛙、いいですね。私は、鳥獣戯画のある高山寺に いらした、明恵上人がとても好きなんです。 ではまた、赤唐辛子さんの他の作品(「茨木童子の巫」本当に面白いです)も読ませていただきますね。
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