ーーー今回の夏イベで、私が「最も鬼畜なのはこのチームなんじゃないだろうか…」と感じていたのはここです。 まず流星さんが選んで繊細で素敵な表紙を付けられたタイトル。私も他のチームで絵師だったのですが、タイトルを選ぶ基準は、「自分なりに絵とストーリーを妄想できるか」。たくさんのタイトル候補から検討したとき、『左足に入道雲』は全くどんなストーリーになるのか私の貧弱な想像力では浮かばず、「このタイトル選ぶチームあったらめっちゃ鬼畜だな」と思ったのを覚えています(流星さんごめんちゃい…笑)。 そして皆さんの難解な先行レビュー。ギャグを要求しているのか文学的な重厚感を要求しているのか分からないレビューの数々(いや、両方欲しいんだなw)。 今回門一さんの作品を初めて読ませていただいたのですが、本編を開く前はコミカルで来ると完全に思い込んでいた私は(だってテリーが、テリーがぁ…)、予想と全く違う繊細な文章のタッチと表現に驚きました。 この辺、流星さんの美麗な鉛筆画に通ずる部分がありますね。 鬼畜なレビューの条件を華麗に拾い盛りだくさん過ぎる内容とストーリーの為に展開を急ぐと思いきや小ネタ的な箸休めも多くあり、緩急のテンポがすごく好きでした。表現もすごく文学的なので、いい意味で軽くなくて良かったです。 読ませていただいて、コメディの概念というか幅に対する認識が変わった気がします。 面白かったです。ありがとうございました! ※最後に、遅くなって本当にすみませんでした(;д;)
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