城間ようこ

想像力って素晴らしい! 笑いあり涙あり救いまでありの浦島太郎でした! 江戸時代の浦島太郎は今伝わっているものとほぼ同じで、玉手箱を開けて「紅涙千行白髭を潤す」とあり、救いもありません。浦島太郎が絶望して終わりです。 この作品はそこから誰も考えつかないような素晴らしい発想力で物語を広げています。 本来の浦島太郎では、竜宮城のものを食べた浦島太郎は海の世界の生き物──つまり、亀になって、助けた亀と夫婦になり新天地を目指して海を渡ります。これは、神話にもある、「その世界のものを食べると、その世界のものになる」に通じています。 でも、それはそれで今の浦島太郎より救いはありますが、浦島太郎が受け身になりすぎています。 その点、この作品は浦島太郎がとても生き生きと能動的に活躍していて素晴らしいです。 男の拳で生まれる友情に、〆は皆で仲良く秋葉原観光……最後までワクワクさせてくれます。 素敵な作品をありがとうございました!
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遅れましたがレビューとペコメありがとうございまする!♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪ そうです!一応原案者いたり、詳細は特典の後書きにも有りますが これは浦島太郎で感じた不満や疑問解消する為の話なんですよ その前者の何故亀は助けた浦島を酷い目にとか 後者の支配服従は主役としてどうなのかと 熱いバトルはよく書きますが 百合だった嬢龍前日譚でも今回は薔薇メインゆえに 乙姫さえ男らしい点書かせてみました こちらこそ話の本質を突いたレビュー感謝(((o(*゚▽゚*)o)))

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