ゆき

オチはわりと平凡で予想内だったのに、最後は切なくて胸がぎゅーーってなりました。 隆の一人称ながら、好きになっちゃいけないのに彼のことを好きになっていく薫さんがチラチラ垣間見えてドキドキしました。 大人の女のズルい感じも好感でした。 一人称だから、薫さんの苦しみは想像するしかないのがもったいないです。 美紀ちゃんからは綺麗なことしか伝わってこないし。 最期、彼に出会って最高の恋愛が出来て良かったけど、そのせいで生きたいと今までの比にならないほど渇望してしまったはずで、それなのに孤独に朽ちて死んでいく自分に絶望したはずで、 オトナだからってそこらへんを消化できたはずもありません。 彼が自分を裏切り者だと憎み、他の女を愛して抱いてってのを想像しながら死んでいったはずで、 そこらへんを薫さんは隆には頑張って綺麗に隠したんでしょうが、読者には何か匂わせてほしーなーなんてワガママかしら? ちゅり子→純愛から来ました。 すげー人を発掘したなとワクワクしております! 次はオールド・ブラザーズを読ませていただく予定です。 なんでかわかんないけど、レイモンドチャンドラーみたいなのを想像してます!ワクワク!
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あはっ レビューありがとうございますm(._.)m

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