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褐色、喝采
うたうもの
2015/11/5 0:40
詩と、散文?との対比や、マッチングが妙に心地よくて、斬新な形式で新鮮でした。 「舞い散って降り積もる」 は、まるで秋風そのものに淡い恋心を抱いているかのようで、つかみどころのないはかない片恋に、切なさがこみ上げてきました。 「花に月よと待ちわびて」 先立つものの想いですか。自らの命が絶たれてもなお、我が半身とも言うべき最愛のものを想う心ってものを持ち続けるのは、哀しくも美しいものですね。彼岸花のたくさん咲き乱れている光景は、天国なのか、地獄なのか。そもそも、そこは彼の岸で、地獄や天国になどわかれていないのかもしれませんね。 「踏み音に恋慕」 先立つものの次は先立たれたもの。 何回忌と何年も何年も、何日も何日も、先に旅立ったものへの想いにふける先立たれたものですが、時間が経つにつれてたとえ記憶は薄れても、そのひとにとって先立ったものへの想いは、日々変わることなく、常にあり続けているのでしょうね。 寂しくて贅沢な、今日です。の一言が、印象的でした。
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華ゆり杏
2015/11/5 4:45
うたうものさん(^^) レビュー、ありがとうございます! しかも、ひと作品ごとに感想を書いていただき、とても嬉しいです。 以前まではただ詩のみを書いていたのですが、ある時期から文章を後添えするようになりました。邪道と思われる方もいるだろうとは思うのですが、「創作は自由だ!」という勝手な持論で自分を許しています(笑) 想い続ける、というのは、なんだかとても尊いものに思えて、そんな純粋な世界が好きです。 それぞれの、詩の女性の感情を汲み取っていただけて、感無量です(><) 寂しいことが、すべて悲しさや不幸に繋がるわけではないだろう。そう思って、「寂しくて贅沢な」と書いたので、目に
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うたうもの
2015/11/5 9:33
いえいえ、こちらこそすてきな作品をありがとうございます! そうですね~、創作は自由ですから、色んな形があっておもしろいですね(´ω`) 純粋に相手を想い続ける心こそ、一番大切にしていきたいものだと思います(^_^) はい、詩から悲しさだけでなく、深い愛情や温かさを感じたので、「寂しくて贅沢な、今日です。」というワードに吸い込まれたのですね!
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