藤白 圭

今までも、某絵画展や楽曲、小説。 色々な分野でパクリや盗作問題というのはニュースで多く報じられてきましたが、ここにきて、東京五輪で更に話題沸騰。 時事問題としてもとてもタイムリーなテーマであり、また、今や、ネット社会において、無断転載のあまりの多さと認識の甘さ。 難しいテーマを、思春期の複雑で繊細な心境を織り交ぜ、尚且つ、ネットの弊害、大人になりきれていない母親と、母親に依存する娘という歪んだ母娘愛等、深すぎる内容を、全て昇華させた作品。 あまりに悲しい結末がもたらした先にあるのは、希望と成長だった事が救いでした。 ≪ある意味、悲しい末路を辿った彼女も、自分のしたことが報われ、幸せだったのかもと思うと、ある種、【幸福論】もテーマに入っていたのかとも思いました。幸福とは、自分の価値観で決めるものですから≫ こんな難しく複雑なテーマを、堅苦しくなく、エンターテイメント性文芸として書ききった作者を尊敬します。 素敵な作品をありがとうございました。
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快紗瑠さん、もったいないほどのレビュー、ありがとうございます。 なんだかすばらしすぎて、恐縮です。(/ω\*) 「パクリ」については毎日のように、SNSに流れてくる問題です。 それぞれのケースを読んでいると、やはり若い方が多いようですし、上手な絵師様への強烈な嫉妬も感じました。 そのあたりから、主人公のキャラクターを立ち上げていきました。 テーマについてきちんと描ききれているのか、手探りの執筆でしたが、このように評価していただけてとても嬉しいです。 ありがとうございます。m(__)m

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