清瀬 美月

以前、うたさんは伯父さんになられたと伺ったので、もしかしてその甥っ子くんに宛てた作品なのかなとも思って読んでいました。 そっか、そういうことなんですね。 あとがきを読んで、もう一度読み返してみました。 穏やかで風に凪ぐ情景。 すやすやと眠っているのかもしれませんね。 初めての秋を目にして、―― ピカピカして、ポカポカして、プカプカしたものって何だろう。 表現が簡明な分、読み手に想像力を与えてくれます。 そして、誰も教えていないのに生きるために本能が欲する生きるための仕事。 すくすくと成長し身体の基盤の出来た夏が過ぎ、それを太く強く、これからやってくる冬に備えて蓄えていく秋という季節。 寄り添う女の子はきっと、美しく色づいた僕に癒されるのでしょう。 冬の寒さを乗り越えて、春になったら花が咲き、夏になったら木陰で癒してね。 秋にまた、大きく成長した姿で、みんなを包んでほしいです。 大きく育ってね。
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レビューありがとうございます! お察しの通り、かわいい甥っ子のことも念頭に入れながら考えました(笑) 作中ではとちの若木にしましたが、幼いうちは、動物の子でも、植物の子でも、人間の子でも、子どもはみんな子どもなんだろーなーという気持ちで書きました(^_^) そうですねー、今回は表現に幅を持たせて、秋ってものを自由に感じ取っていたたけたらなあと思い、つくりました! とくにこれってことはないのですが、秋って寂しいばかりじゃなくて、よく眠れるし、よく遊べるし、よく成長できる素晴らしい季節だなあというのを表現してみました。 草木も、動物たちも、人間も、春夏秋冬を寝て、遊んで、食べて、成長し
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