清瀬 美月

濃紺の夜に煌めく信号機の赤いライトのように、静かな中に確かに動きを感じて。 風に漂い舞う、切り取られた赤は、ハナミズキの赤。 『街』という作品には余韻を楽しめる雰囲気がありますね。 すごく素敵だなあと何度も読み返して楽しみました。 一転、次の作品では眩しい光が目に飛び込んできて、しっとりとした湿り気すら目に浮かぶようでした。 青の匂い、白の匂い、ああ、確かに交わらないなあ。 だけどどちらも美しい季節の記憶ですよね。 立ち止まって見渡すことで感じられたその光景は、刻々と過去の記憶となって私の中に留まり続けるのかな。 瞬間の描写、ひとつひとつの作品が繊細で美しかった! 全ての作品に色と温度を感じられて、個人的にとても好きな詩集です。 この作品に出会えて良かったなと、今とても嬉しいです。
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こんにちはー☆ 素敵なレビューありがとうございます! とってもとっても嬉しいです! 少し不安が残ったまま参加させて頂いたので、ほーっとしました。 ありがとうございますm(_ _)m 感謝を込めて 凪砂
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