たすう存在

(応援) まさかのタイムトラベル物── 鳩朔学園のハロウィンの一夜も、なかなか一筋縄ではいかないなと改めて実感させられました。 本作品はハロウィンイベント「一夜の魔法は学校で」の参加作品で、イベントルールは、作品舞台をハロウィンの一夜の校舎内とすること、です。 逆に言えばその制約の中であれば何でもありなワケですが、タイムパトロール+サイエンティスト+性転換+式神を材料としたきゅんが来るとは予想もできませんでした。 こうやって書くとごった煮的に感じますが、全くもって自然に調和しています。 で、しかも何といいますか、それらケレンミのある材料の扱いにも構えた所がなく、語り手であるサンゴくんの人柄も相まって何だかとってもオシャレな作品に感じました。 以前より、清瀬美月さんの筆致には明度が高く彩度が低い独特の色調を感じていたのですが、本作でもその色調が生み出す、哀愁まではいかないけれど、どこか愁いを帯びた空気感がいかんなく発揮されていて、やはり読んでいて心地よかったです。 素敵なハロウィンをありがとうございました。
3件・1件
多数さん、こんばんは(*´▽`*) 素敵なレビューをありがとうございました。 初めてのタグ縛り、そして単独でのイベント参加に緊張しましたが とても勉強になり、楽しかったです!!

/1ページ

1件