沢村 基

面白かったです! 読み進めていって、ひょっとして真相はこう……?と想像できる範囲から、さらにひとひねり。さすがです。 もの悲しいストーリーのようでいて、ユーモアもあり、また「恋とは幻覚」という痛烈なエスプリもきいているような。 甘い恋愛ものとは一線を画する作品ですが、読む人に恋愛とはなにか考えさせます。 素敵な作品をありがとうございます。 余談なんですが、昔ウェイトレスのバイトをしていた時に、一人であらわれて「二人だ」と言い張ったお客さんがいました。(実話ですよ) 自分の食事のほかに、苺のパフェやケーキをたのんで正面の席に並べるんですよ。で、なんかしゃべってる!! 「私だけに見えないんですかねー」 「私にも見えませんよ」 「誰かの命日とかですかね……」 とウェイトレス同士でひそひそやりました。 結局、真相はわからず。パフェのアイスクリームがだんだん溶けてびちゃびちゃになっていくのが恐ろしかったです。 ということがあったのを、思い出しました。案外、こんなことフィクションじゃなかったりして……。
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レビュー&スター、ありがとうございました。 ひょんなことからイベントに参加しましたが、他のクリエさんの作品のように、キャラ大好きわちゃわちゃ小説は書けませんので、こんなものでご勘弁いただきました。 (でも、意外と反響があるようで) 本当に明二みたいな人がいたんだ!! そのお客さんは、なにか思うところがあったんでしょうけど、わざわざ聞けませんよね……。 でもその体験を膨らませて、小説に書くとができそう……石田衣良さんみたいに。
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