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白だらけ
岡田朔
2015/12/19 21:31
イベントに参加されていると知って、はなさんの詩を楽しみにしていました。 それなので、一番初めに読んだのですが、難しい詩ではなく素朴である言葉たちが全ての作品を読み終えても心の中にしっかりと残っていました。 特に一番好きなのは、一篇目の詩なのですが。 どうか、もう少し経ってから親御さんに読んであげて欲しいなあと思いました。 親になってまだ日は浅いですが、娘から親を見る視線や心にとてもぐっとくるものがあります。 そしてはなさんが母親になった時に、自分で読み直してみるときっと泣いてしまうのではないかなと思います。 人が生まれて成長し老いていくのは自然の摂理であり、当たり前のことですが、今私はおそらくその中間あたりにいて、親の老いをとても感じ、また子どものぐんぐん成長するのを感じています。 時間の短さに時々切なくなるんです。ああ、毎日毎日子どもは大人に近づき、親は死に近づいているということに。 でも、はなさんの詩を読んでいるとなんだかそれも幸せなことなのかなと思わされました。 それから、二編目の工場夜景。私も昔から好きです。コンビナートの風景はどこか物語の世界のようで、オレンジ色の煌めきや白い煙がとても綺麗ですよね。 最後の詩も、なんだかカルタ遊びをしているような楽しい気分になりました。 はなさんの白、とっても楽しませて頂きました。 素敵な作品をありがとうございました。
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葵野はな(あおのはな)
2015/12/19 21:53
朔さん、こんばんは。 ご丁寧にレビューありがとうございます。 こうして詩や言葉を書くと、親への感謝が込み上げてくるのに 実際は面と向かって言えなくて… 自分のことながら 反発ばかりして、もどかしくなる時があります。 朔さんのエッセイを読ませていただくと、息子さんの話題がよく出て来ますが これこそ子の成長を見守る親の気持ちなのだな、と 我が家以外の家族の様子を伺うだけで、客観的に見られます。 エッセイ作中での紹介も、ありがとうございました! とっても嬉しかったです。 またいつか、イベントご一緒できることを楽しみにしています。
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