清瀬 美月

きんきんに張り詰めた想いの吐き出し方がわからず、涙を流す夜。 いつの間にか本当の自分を見失ってしまったのでしょうか。 「あなたに嫌われないように」と繰り返された言葉が、自己嫌悪を感じさせとても切なかったです。 そしてその想いに答えるかのように続く『ひとさじの珈琲』 最初は想い人がやって来てくれたのかなと思っていたのですが、何度か読み返していくうちに、親子だといいなあと。 相手が変わるとまた違った印象にも受けとれて、表紙のイラストと相まって。 チカチカと光るLEDライトの下ではなく、ロウソクの火の下で、赤い眼をした彼女の凝り固まった心が、ゆっくりじんわり溶けていけばいいなと思いました。 初めて参加した詩のイベントでご一緒させていただいて、詠波さんの作品にものすごく感動したことを覚えています、 今回、また詠波さんの詩が読めることにとても嬉しく思っていました。 お忙しい時期に快く参加してくださりありがとうございました。
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