巴世里

heikoさん、素晴らしいイラストを誕生日に頂いて言葉をなくしています(T ^ T) 健気な犬と少年の佇まいが、美し過ぎて…。゚(゚´ω`゚)゚。 本当にありがとうございますm(__)m 以下、私も駄文を贈ります。 (先に投稿されていましたMARIさんのレビュー、それに続くheikoさんとのやり取りに丸ごと乗っかりました(-_-;)) **** 息も凍る早朝、雪が静かに降り積もる。 お屋敷から出てきた牛車を引く男が、屋敷の角に佇む少年をみつけた…… 車の中の主は、後朝(キヌギヌ)の別れをして来たばかりの、女の移り香らしき香に少しばかり眉を顰めた。 と、そこに車を止める涼やかな声。 物見の窓から覗くと、いつからそこで待っていたのであろうか、水干姿の少年が白い息を吐きながら従者に文を渡している。 その花のような顔に見覚えがあった。 足元の忠義そうな顔をしてじっと待つ犬も…… 「××…××…×××」 気高く、文武に優れ、帝の信も篤い。 「咲き誇る花のよう」と女官たちが頬を染める。 その若き公達の名を呼んでいた。 妻を娶ったと聞けばこそ、心は千々に乱れ、今宵も独り寝の寂しさに、供を連れてこの屋敷を訪れたと言うのに…… 「そなたも同じであったか……」 従者から渡された文を手に、我知らず綻ぶ口元を扇で覆った。 ***** heiko さん、度々すいません<(_ _)> 少し直させて頂きました。 平凡な展開ではありますが、感謝の気持ちをお伝えできれば幸いです。 2/2追記 巴世里
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巴世里さん、レビューに素敵なお話のお返しまでありがとうございます(TДT) おたおめイラストのはずが、どっちがもらってるんだよって感じですみません( ;∀;) 文をやりとりした二人は、哀しくもお互いこのまま、それぞれの道を歩みのでしょうが、心は繋がっていて、苦難があっても、きっと互いの存在が支えてくれる美しい関係であってくれると信じています。 読み終えると、雪の一片一片(ひとひらひとひら)が、急に心をあたたかくしていくような心持ちになりました。
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度々、ありがとうございます。 いただいてまいりますヽ(≧▽≦)ノ
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