冒頭のややライトな語り口、そこがすでに罠。 軽快な読みやすさに物語に入っていけば、気がつくともう辺りは不穏な空気が充満している。でも先が気になって、次へと進んでしまう。 オーソドックスな『いわくつきの木』という設定を軸に、この作者のオーソドックスでは終わらせないCOLORが見事に表現された本作。 呪いや祟りに人の業をきっちりと絡ませ、お土産に不気味な余韻と珠玉の玉手箱を用意しておく手法は相変わらず見事という他ありません。 こちら、あえてのネタバレカバーなしのレビュー。 多くの人に興味を持って覗いてみて欲しい。 そして、このような怖くて素敵なグッとくる作品が多く参加しているイベントも必見のようです(*ノωノ)コワイケドネ 炬燵に入って読まないと凍ってしまいそうな本怖作品でした。
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レビューありがとぉぉっ! 小技を利かせた文章。 匠の技だなぁと、レビューですらも感動するなり。 いつもサンキューベリマッチョ!!( `ー´)ノ
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