たすう存在

前世や前々世の琴子は、いったいどうやって前世で刺殺されたことやその相手を知ったのでしょうか? 今世の彼女は運良く?たまたま、催眠術師の治療にかかる機会を得ました。 前世以前の彼女にそれを知る術はなかった可能性が大きいのですが、知らなければ報復をおこなうこともできませんので、ここはやはり何らかの理由からそれを知ったと考えるのが妥当です。 であれば彼女は前世でも催眠術師の治療にかかったのかも知れません。前々世でも前々々世でも。 そして作中では、このまるで黒ヤギさんと白ヤギさんのお手紙のやり取りのような、報復の連鎖の相手については、触れられていません。 倉橋の前世が殺戮者(死刑ということはおそらくは殺人以上の罪を犯しているものと思われます)であったことは偶然でしょうか? 生まれ変わりにおいて、運命とか因縁というものがつきまとうのならば、この物語の結末はまた違う意味を持つような気がします。 ホラー要素もありますが、ミステリーとして楽しめました。ありがとうございました。
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多数パパ。レビューありがとう! ミステリー要素強かったかぁ…盛り過ぎ癖がでてしまったようで。もう少し説明があったほうが良かったかなと。 とても勉強になって嬉しいレビューだったよ。

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