柴谷 潤

先日、南国と言われるわが故郷にも、珍しく雪が積もりました。 そのせいで、やはりいくつか駄目になってしまった花たちの中、雪がとけた後も鮮やかな色を無くさなかった、庭先のパンジー。 その姿を見ていたせいか、特に心惹かれる作品になったような気がします。 星奈さんの作品はいつも、登場人物の背景がきっちりしていて、だからこそのリアリティを感じることができます。 年齢を重ねた今だからこそ、達も香奈もお互いを許し、受け入れることができたのですよね。 人生の機微を感じさせる、大人の作品だなあ、と思わされました。 回想の重なる場面、読みにくくなんてなかったです。 充分に、きゅんといたしました。
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柴谷さん、さっそく読んでくださって、レビューまで!! ありがとうございます!! 回想、わかりにくくなかったですか? それを聞いて安心しました(ほっ)。 1年前に書いた『10年遅れのクリスマス』でも回想シーンを使ったんですが、今回はあまりに頻繁に出てくるんで、大丈夫かなあと心配してました。 でも時系列どおりに書いたら絶対に40ページ(規定)にはおさまらない、、、w 40代の恋愛を書くのは『フラワーガール』に続いて2度目なんですが、けっこう書いてて楽しいかもと思いました。これくらいになると、積み上げた過去に説得力があるからかもしれません。 パンジー、強いですよね。過酷な冬の気候を生き延び
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星奈さん、こんにちは。 つたないレビュー失礼しました。 雰囲気のある、とても素敵な作品でした。読みにくくなかったですよ。 雪とか氷とか冷たいものでなく、パンジーという花で冬を表現するってすごいな、と思っています。 まさしく冬ラブですね。 お疲れさまでした。
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