ねこさんご無沙汰っすー。お元気でしたか?? 作品全体を通して、執拗なまでに強調される血の赤と鉄の匂い。一枚のグロテスクな抽象画を見ているような気分になります。 ねっとりとした本能的な薄気味悪さだけが赤い色の液体として抽出され、脳内に直接流し込まれるような感覚。読んでいる側まで狂ってきそうなどす黒い赤色。 コンクリートボックスの存在もものすごい違和感。もしかすると「僕」は人間じゃないのかもしれない。プールとかペットボトルとかが、何かの暗喩みたいにすら思えてくる。だけど人間だとしたら、あきらかに状況がまともじゃない。いったい何がどうなっているのか、推理しようにも思考回路に赤い液体が流れ込んできて、それでいっぱいにされてしまう。 恐いというのは語弊があるけれど、なんというか、得体のしれない恐ろしさで満たされた作品でした。
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ご無沙汰してまっすヽ(・∀・)ノ なんとか無事に生きてますm(_)m 素敵なレビュー、ありがとうございます(*´д`*) ホラーになってたみたいで良かった(^_^;) 一応、わたしの中での【僕】は人間設定になってるけども、人間じゃない設定でもいいかもしれない。 それは読者さまに丸なげしちゃっていい、と思いまっす。 そして、読みがすごい(゚д゚)! 赤もペットボトルもプールも。 そして、口元から流れたモノも。 全部、共通点があるのですよ← 普段、特に考えないで口に運んでいるモノが自分を作っている。 それは、わたしたちの中で生きているのです。 それがなんなのかは、読者さま自

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